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本研究は、発達障害児および身体障害児のために他者とのコミュニケーションおよび身体機能向上の促進を目的とした音楽療法のためのプログラムを開発することを目的としている。2018年度は、重度の身体障がい児を対象とした音楽療法において、バリアフリー電子楽器Cymis(Cyber Musical Instruments with Score)を適用したプロセスおよび成果を予備的な事例研究としてまとめ、The 5th International Conference of the International Association for Music and Medicine IAMMにおいて発表した。その中で、バリアフリー電子楽器Cymisを... | {
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平成15年度の研究目標は、本年度前半に収集・整理された統計データと前年度に構築したサービス貿易と自由貿易協定の理論モデルを応用して、本研究の目的である、日本の自由貿易協定締結による協定国および周辺アジア諸国とのサービス貿易への影響を計量分析し、その成果をまとめることであった。そこで、近年特に顕著に見られる同一産業での双方向貿易(産業内貿易)の分析を、日本のサービス貿易に関して行うことにテーマを絞った。これに関連して、日本と韓国の産業内貿易を研究するため、平成15年12月に韓国の対外経済製作研究院(KIEP)から客員研究員として招聘され、当研究院にて北東アジア地域における産業内貿易の動向に関するセミナーを行った。成果として、サービス貿... | {
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液体シンチレータ中の^<14>C測定:カムランドの実験データを使いエネルギースペクトルを解析した結果、カムランド液体シンチレーター中の^<14>Cの量が^<14>C/^<12>C比で10^<-18>のレベルであることがわかった。また発光剤に含まれる^<14>Cについて東大原子力研究総合センターの加速器質量分析計(AMS)を使って調べたところ、^<14>C/^<12>C比が10^<-16>であったが、液体シンチレータ中の発光剤は重量比で500分の1なので、^<14>Cの大部分は液体成分からくることが判明した。^<14>Cは環境中に10^<-12>レベルの^<14>C/^<12>C比で広く存在し、AMSによる^<14>C/^<12>Cの... | {
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C-マンノシル(Man)化TSR由来ペプチドは自然免疫系シグナルの制御に関わる。本研究では、マクロファージ系細胞におけるC-Man化ペプチドの特異的結合分子を探索し、Hsc70を同定した。C-Man化ペプチドは高い親和性でHsc70と結合した。Hsc70によるTNF-α産生誘導シグナルはC-Man化ペプチドにより増強されることから、C-Man化ペプチドが関わるHsc70を介した自然免疫系シグナル機構の一端が明らかとなった。C-マンノシル(Man)化TSR由来ペプチドは自然免疫系シグナルの制御に関わる。本研究では、マクロファージ系細胞におけるC-Man化ペプチドの特異的結合分子を探索し、Hsc70を同定した。C-Man化ペプチドは高い... | {
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70の結合が関わる、自然免疫シグナル経路の新たな制御機構の一端が明らかとなった。 | {
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胎児期テストステロンの暴露量の指標である人差し指と薬指の長さの比率(2D : 4D比率)が競争的環境でのパフォーマンスに与える影響を、大相撲の力士の成績と経済実験から検証した。まず、相撲博物館所蔵の力士の手形データと「大相撲相撲名鑑」による現役時代の昇進、成績などの情報からデータベースを作成し、これらのデータから2D:4D比率と大相撲での昇進、勝率との関係を分析した結果、統計的に有意な負の相関が観察された。また、経済実験によって、男女間の競争選好の差と2D:4D比率の影響を分析した。暫定的な実証結果によれば、競争選好と2D:4D比率の間には有意な統計的関係は観測されなかった。胎児期テストステロンの暴露量の指標である人差し指と薬指の長... | {
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前年度に引続き.アジア諸国での高安動脈炎の病態および病因について.比較検討を続けて行った。各国間での高安動脈炎の初発症状.経過.死亡原因の違い.またこの疾患がアジアで多くみられることから,種族に特有な遺伝的要因の存在を考え.共同研究を進めている。1)高安動脈炎患者の年齢.男女比:調査した患者数は日本と韓国で数十名ずつ増え.日本150名.韓国141名となったが.その他の国では前年度とほぼ同数の患者で.中国533名.タイ49名.インド85名で比較検討した。14歳以上の平均年齢と最高年齢は.共に日本で一番高く.平均年齢約50歳.最高年齢79歳であり.インドで一番低く.平均年齢約30歳.最高年齢53歳であった。各国間でのこの違いは.高安動脈... | {
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各種団体との面接調査で、バイリンガル教育、保健衛生方面での青少年教育プログラムなどに女性たちコミュニティ活動リーダーらが活躍している実態が判明した。行政側は、地元で増加するヒスパニック人口に対応する必要性に迫られ、コミュニティ活動の経験豊かなプエルトリコ人を採用する経緯などが明らかになった。特に、プエルトリコがアメリカ領土として教育環境整備が歴史的に進行し、プエルトリコ人女性には教育水準が高い人が多く、それらの女性が教育や政治的経歴を買われて行政アドバイザーなどに任用されるケースが目立つ。米国およびプエルトリコにおいてマイノリティの立場にあるプエルトリコ人女性たちが、それぞれの社会において一定の権限を持つ行政ポストに任用されている状... | {
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現在、ニューアーク市はアフリカ系アメリカ人とプエルトリコ人を中心としてヒスパニック系が半々の状態である。古くからの工業地帯であり、工業の衰退時期にプエルトリコ人労働者がニューアーク市に居住し始めて現在に至る市民の歴史資料などを中心に収集した。同じくパターソン市でも資料収集および市学芸員から市の歴史などの説明を受ける。Great Fall of Passaicの近くで歴史地区に指定されている地域である。ニュージャージ州ではパターソンとカムデンが19世紀の工業地帯であり、そこへプエルトリコ人が移住した。パターソン市では、コルトの銃会社が初めて設立されたが、倒産してマサチューセッツに移って成功している。シルクシティと呼ばれ、シルク生産の世... | {
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体温付近で親水性疎水性変化する温度感受性ポリマーの複合化による温度感受性インテリジェント遺伝子デリバリーシステムの開発を試みた。本年は、高分子鎖が末端に疎水性部位をもつ温度感受性ブロック共重合体、(2-エトキシ)エトキシエチルビニルエーテル(EOEOVE)-オクタデシルビニルエーテル(ODVE)ブロック共重合体で修飾したカチオン性リポソームとプラスミドDNAによるリポプレックスの形成およびその遺伝子導入に及ぼす温度の影響について検討した。数平均分子量が6900、9300、および16700である3種類の共重合体で修飾したリポソームを調製した。このリポソーム上においてこれらの共重合体は、約36°Cでコンホメーション転移を示した。これらの... | {
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本研究は、不妊治療を受けているカップルの親密さを測定する尺度を開発することを目的として、(1)「不妊治療を受けているカップルの親密さを測定する尺度案」(以下尺度案と表記)を精錬する。(2)精錬された尺度案を実際に活用するための指針を提案する、の2つの目標を設定した。目標(1)を達成するための<尺度案精錬のための準備>として、尺度の妥当性を多面的に検証する方法及び実用化するための具体的手順を検討した。<尺度案精錬のための調査>は、研究協力に同意の得られたカップルを対象にインターネット調査法を用いて実施した。分析は593人を対象とし、「親密さ尺度案(57項目版)」の信頼性及び妥当性を確認後、I-T相関、主成分分析、因子分析を用いて質問項... | {
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その上で、研究協力者に回答結果及びそれに合わせたアドバイスがフィードバックできるシステムを持ったホームページの作成を業者に委託した。一方、研究協力者を募るため、「日本産婦人科学会」に体外受精実施施設として登録している医療施設及び自助グループへ研究協力依頼を行った。平成18年度も引き続き調査を行い、回収されたデータの分析をもとに尺度の信頼性及び妥当性の検討を行う予定である。さらに、その結果と文献検討をもとに、尺度の実用化へ向けてより簡便な尺度にすると共に、査定の基準値を設定する。さらに、尺度を実際に臨床活用するための指針を検討する予定である。本年度の"目標(1)「不妊治療を受けているカップルの親密さを測定する尺度案(57項目版)」を精... | {
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MD-CTでは、動脈系、門脈系、静脈系や各臓器をそれぞれ高精細三次元画像として作成した。PETのデータは病変の集積部の三次元画像の作成を行った。さらにMRCPで胆道膵管の三次元画像の作成を行い、これら画像をそれぞれ融合させて三次元的に表示することができた。すべての画像情報の表示が可能となり、ナビゲーションやシミュレーション画像としての使用がある程度可能であった。また3T MRIのデータでの三次元画像作成へも取り組んだ。最終的にこれらの画像をworkstation上で角度や方向を変えて表示し、病変部と周囲との関係を三次元的に最も詳細に表示可能な位置で、viewer表示することも可能となった。MD-CTでは、動脈系、門脈系、静脈系や各臓... | {
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前回同様のMRCPで胆道膵管の三次元画像の作成も行ない、さらに今回3T MRIからの血管系の三次元画像も作成を試みた。これら画像、すなわちCT,MRI,MRCPの各々の三次元画像をworkstation上で角度や方向を変えて表示し、病変部と周囲との関係を三次元的に最も表示可能な位置で、異時相融合画像の作成を試みている。体部分の症例において、立体的評価に有用な画像の作成が行えた。(3)簡易動画表示としてのvirtual 3D viewerも今回使用し、融合画像のdataから通常のPCで360°回転させて観察可能な表示systemへの応用が可能であった。 | {
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波浪推進装置の性能把握の為に1.2mの小型自走式波浪推進模型を設計、実海域で波浪のみでの走行に成功し、走行データの取得に成功した。走行の為に、GPSおよび磁気コンパスによる無人走行システムを構築すると共に、船体運動および翼に働く力を計測するためのデータロガーシステムを構築した。この無人走行及びデータロガーシステムはマイコンベースの制御装置で構築し、小型軽量化を計ると共に、その使用電力の低減を図った。その結果、走行に必要な制御用電力消費が押さえられ、模型甲板に設置する程度のソーラセルの発電量で、電力消費はまかなえる程度と成り、本システムは海洋観測の為の基礎的なプラットフォームとして、波力を用い無限の走行性能を有するものとなることがわか... | {
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本システムでの走行より航法の必要電力消費が少なく、本模型船甲板上に展開できる面積の太陽電池で、本船の制御用の電源入力をまかなえる。これは走行航路制御も自然エネルギーでまかなえる。これは、福島沖の様な長時間に渡り、海洋環境調査のための無人長時間走行計測可能性を有するプラットフォームの完成を意味する。また、走行時に船体運動も小さくできる波浪推進装置の特性を有し、走行安全性を確保出来る。走行には逆に荒れた海域では有利となる特性を有する今までに無い形式の海洋観測プラットフォームの完成となる。このシステムの応用例は広く、海洋生態系、海洋環境調査、海洋資源探査等が考えられ、また津波センサーとして、大洋を常に走行観測する使用例も可能となる。本装置... | {
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これと並行して進めていた,カイラルゲージ理論(標準模型、SO(10)理論など)の格子定式化に関する研究に進展があった[1][2].また,フェルミオン数生成の非平衡過程の記述に必要な実時間相関関数を与えるSchwinger-Keldysh形式を,格子ゲージ理論に拡張する研究に進展があった[3][4].この格子Schwinger-Keldysh形式にLefschetz thimble法を適用するために, Lefschetz thimble structureの解析を進めた.この進展によって, 2次元U(1)および4次元SO(10)格子カイラルゲージ理論にLefschetz thimble法を適用する目処がたち,研究計画(4)への準備が整... | {
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・原子間力顕微鏡,(AFM)で原子分解能を得るには、カンチレバーを共振周波数で振動させる周波数変調法が使われる。本研究では、カンチレバーを小さい振幅で振動させるほど、空間分解能と相互作用力測定のS/N比が向上することを理論計算で明らかにした。AFMを小振幅で動作させるためには、バネ定数が大きいカンチレバーを使う必要があるが、水晶カンチレバーをピエゾ電気で検出する従来の方式では、感度があまり上がらないことが知られている。そこで、水晶カンチレバーと光干渉方式変位検出型を組み合わせたAFMを開発し、実際に小振幅動作が可能であることを確かめた。これにより、原子分解能の像の取得に加えて、フォーススペクトロスコピーが高感度に行えることを実証した... | {
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マレーシア国サバ州ロンミオにおいて2017年5、9、2018年1月に、採集を行った。採集場所は、北緯4度、標高約1600mに位置する天然林、二次林、オイルパームのプランテーションの3箇所に、エタノールを誘引剤、プロピレングリコールを保存剤として用いたトラップを各地点に3基設置した。また、現地の森林所有者が燃料用、開拓、集材のために伐採した樹木を購入して、割材することによりキクイムシ類を採集した。割材からは約50種、エタノールトラップでもほぼ同数のキクイムシ類が採集された。採集されたキクイムシ類は形態種にソーティングした後、元チェンマイ大学教授のRoger Beaver博士に同定を依頼した。約9割の形態種が同定済みである。エタノールト... | {
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共生微生物の群集解析には、次世代シーケンサーを用いたメタゲノム解析の手法を確立する必要があるため、H29年度予算で解析手法の確立をめざす。次世代シーケンサーを用いたキクイムシのミトコンドリア全領域の解読、同じく次世代シーケンサーを用いた、キクイムシの共生微生物の解析を行う | {
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今年度は、最終年度として、次の研究を行った。治療ストラテジー開発のため、気分障害患者、統合失調症患者のDNAを用い、dopamine、serotoninなどの神経伝達系を中心に既知の約30の機能的多型(SNPs)の有無を、RT-PCR法でスクリーニングした。現在全sampleの約40%の解析のみ完了しており、結果の検討、ストラテジー提案には未だ至っていない。しかし、解析の過程で、以下の結果を得た。1.治療抵抗性統合失調症や抗精神病薬の副作用の有無がABCB1遺伝子のSNPs(C3435T、G2677A/T)と関連するかどうかを検討した結果、両SNPsともにTRS、副作用との関連は見いだせなかった。しかし抗精神病薬の最大投与量との相関... | {
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3)Clomipramine, fluvoxamine併用療法や、統合失調症の多剤投与例へのquetiapine置換療法など治療ストラテジー開発に寄与する症例報告を蓄積している。得られたデータから、治療ストラテジーを提案する。今年度は、最終年度として、次の研究を行った。治療ストラテジー開発のため、気分障害患者、統合失調症患者のDNAを用い、dopamine、serotoninなどの神経伝達系を中心に既知の約30の機能的多型(SNPs)の有無を、RT-PCR法でスクリーニングした。現在全sampleの約40%の解析のみ完了しており、結果の検討、ストラテジー提案には未だ至っていない。しかし、解析の過程で、以下の結果を得た。1.治療抵抗性... | {
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本研究の目的は固体表面上の吸着構造を設計し、化学結合の状態(配向、結合次数)に大きな摂動を与えた上で、電子励起を行うことにより結合を活性化して、新規反応を開拓することである。まず、発表論文にあるように、Cu(001)上にヘテロエピタキシャル成長したLiClの吸着サイトや構造、エネルギーを計算した。これらは、実験結果とよく一致した。次に、Mo(112)表面上の吸着酸素、吸着リンによる表面反応制御に関する研究を行った。これらの系は、特有の周期構造を複数示すことがわかった。特に、酸素に関しては、メタノールの選択的酸化(ホルムアルデヒド生成)に活性であることがわかっているが、これに関して、振動分光法を用いることで、酸素種の存在状態を明確にす... | {
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systemを適用することで、反応過程のリアルタイム観察および、電子励起状態を経由した反応過程発現が期待されるが、これについては、現在試行を行い、最適な実験条件を探索しているところである。 | {
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1.はじめに眼への電流刺激により網膜細胞を刺激するという原理を用いた眼疾患検査手法の実現には、その刺激作用の情報、すなわち通電量と網膜各位置を流れる電流量との関係、通電用電極の装着位置あるいは透光体混濁など眼の状態が変化した場合の刺激電流の変容、眼周辺部の神経・筋系への副作用の有無、などの情報が必要である。本研究では、電流刺激時の眼付近の電流量を推定し、これを使用して上記の刺激作用について論じた。2.実施方法電流刺激時の眼付近の電流量の推定をおこなう解析システムを作成し、刺激作用を論じるに必要な計算結果を得た。計算結果および細胞の電気的特性に基づき、刺激作用について論じた。(1)解析システムは、大型計算機にパソコンを端末接続した構成... | {
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本研究は、セルビアとクロアチアの対立の起源を探るため、ユ-ゴの近現代史を再検討した。セルビア人とクロアチア人は、同一の言語を話す民族であるが、別々の歴史・文化伝統をもつ。両者は第1次世界大戦中に統一国家の形成を合意した。しかし、国家形態を連邦制にするか中央集権制にするかで、両者は争ったが、セルビアの主張する中央集権制で決着した。これに不満なクロアチア人は自治権を要求し、「クロアチア問題」が起こった。その後、クロアチア自治州の形成(1939)が民族問題を解決するかのように見えたが、しかし枢軸諸国の占領で崩壊し、両民族の対立はいっそう深まった。戦時中、チト-が率いたパルチザンは、インターナショナリズムと民族同権の立場に立ち、支持を拡大し... | {
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当初の研究計画に従い、惑星チャネル地形の形態に関する数理モデル、解析法について研究を進め、最後に火星のチャネル地形と地球の河川についての比較研究を行い、火星チャネルを形成した流体の特性についての制約条件を求めることを行った。特に本研究では当初の予定通り、チャネルの蛇行に注目し、蛇行を引き起こす水理学学的モデルを再検討し、惑星チャネル一般の問題として定式化した。この結果蛇行の波長、1とチャネルの幅、W(河幅)あるいは深さとは1=aWの関係にあることが判明した。この一次の関係式は実際に地球の河川で観測された事実と一致し、また本研究の結果、金星、火星のチャネル地形についても成り立っていることがわかった。これは惑星地形学としてはじめての発見... | {
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動物行動学的および免疫組織学的方法により、QX-314を痛覚感知ニューロンに送り込むためには、TRPV1を利用した方がよいことがわかった。また、その麻酔効果は侵害熱刺激に対してのみ有効であった。また、カプシエイト(辛くない唐辛子の成分)でもQX-314を痛覚感知ニューロンに送り込むことができることがわかった。このことは、カプサイシンに代わる薬剤として、カプシエイトが有効である可能性が明らかとなった。動物行動学的および免疫組織学的方法により、QX-314を痛覚感知ニューロンに送り込むためには、TRPV1を利用した方がよいことがわかった。また、その麻酔効果は侵害熱刺激に対してのみ有効であった。また、カプシエイト(辛くない唐辛子の成分)で... | {
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その結果、カプシエイトとQX-314との混合液群に麻酔効果が見られた。このことは、CAPに代わる薬剤として、カプシエイトが有効である可能性が明らかとなった。1.免疫組織学的手法による痛覚神経細胞内へのQX-314の取り込みの判定について1TRPV1の効果について:ラットの足底部に、カプサイシンとQX-314(蛍光色素標識)を同時に投与した。投与1ヶ月後、ラットの後根神経節(L4、L5、L6)を摘出した。摘出した神経節の凍結切片を作成し、蛍光顕微鏡で観察した。切片の神経細胞に蛍光色素が取り込まれているかを検証した。その結果、小型から中型の神経細胞に蛍光色素が取り込まれていた。2TRPA1およびTRPM8の効果について:切片の神経細胞に... | {
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オルガネラ間の代謝連携のモデルとしてマウス腹腔マクロファージ分化系を用いて研究を行なってきた。安定同位体標識13C-グルコースを用いてCEーMSを用いたメタボローム解析を施行したところ、炎症性マクロファージではグルコースの取り込みが増加し、盛んに解糖系を活性化させ、13C-標識乳酸を産生する事が分かった。またその際、グルコースからの炭素源はTCAサイクルには流入しないことが分かった。しかしながら、標識されていない(12C-)TCAサイクル中間代謝産物量は対照群に比べ減少していないことから、炎症性マクロファージにおいてはTCAサイクルは解糖系と独立して制御されていることが示唆された。また、前年までの研究成果により、メチオニン代謝が解糖... | {
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解糖系酵素のメチル化修飾の有無が細胞全体のエネルギー代謝を制御する上で重要なファクターであることは今年度の研究で明らかになったが、その過程においてチューブリンの修飾動態がメチオニン代謝制御によっても変化し得ることを偶然発見した。来年度は、提案研究に加え、チューブリンの新規修飾の可能性を検討し、複数の修飾間によるクロストークについて詳細な検討を行なうことでオルガネラ間の代謝連携機構の解析を行なう。27年度が最終年度であるため、記入しない。 | {
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本研究では、極めて多幼性に富む酸化酵素・チトクロムP-450の活性中心であるポルフィリン錯体の機能を再現すべく、ポルフィリン錯体と電子的及び構造的に類似した光学活性なサレン錯体あるいはテトラアザ錯体を用いてオレフィン類の酸化反応の検討を行ない、1)生体内の反応と同様に効率的な酸素酸化反応の開発、および2)高エナンチオ選択的エポキシ化反応を開発することができた。1.P-450のモデル錯体による酸素酸化反応の開発ポルフィリン錯体のモデル化合物について検討を行ったところ、ポルフィリンと等電子構造を持つテトラアザニッケル錯体がアルデヒドの存在下、分子状酸素(向山の条件)によるエポキシ化を円滑に触媒することを見いだした。ただこの反応ではシス-... | {
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近年本邦では、食生活の変化などにより尿路結石の罹患率が上昇している。尿路結石を生体内で起こる晶析現象であると考えるなら、工学的な評価が可能となる。そこで本研究課題により、腎臓で行われる原尿の濃縮機構を実験室での逆浸透膜上に再現し、膜面上に結石を析出させて客観的で再現性のある定量解析を行うことを目的とする。研究の基盤となる装置については、攪拌型ウルトラホルダーを用い、膜にRO膜を応用した。原尿に模した試料液を窒素ガスにより加圧し、膜面上で濃縮させて結晶を析出することに成功した。また、加圧方式を変化することで、結晶の析出過程を制御し、結晶形状の違いを観察できた。次に、共存物質としてクエン酸の効果を確認した。クエン酸が尿路結石の生成を阻害... | {
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また、クエン酸イオン添加系において、析出するシュウ酸カルシウム結晶は大粒径の八面体型と小粒径の卵円形の二種類が観察された。このとき、シュウ酸カルシウム結晶の核化開始点が遅延する現象も見られた。これらより、シュウ酸カルシウム結晶の結晶化が抑制される現象を再現できた。イオンクロマトグラフィーによるシュウ酸イオン濃度測定において、クエン酸イオン無添加系および一部のクエン酸イオン添加系で、シュウ酸イオン濃度の低下が観察された。クエン酸イオン添加量が多いほど、シュウ酸イオンの過飽和状態が維持され、クエン酸イオンの存在が、カルシウムイオンとシュウ酸イオンの結合を阻止する可能性を確認した。以上の結果より、シュウ酸カルシウム結晶の析出挙動に与えるク... | {
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MUC-1分子は特定の腫瘍細胞上に高発現する膜貫通糖蛋白であり、重要な腫瘍抗原の1つと考えられている。本研究では、合成ペプチドを用いてのMUC-1特異的細胞傷害Tリンパ球(CTL)の誘導を試み、その特異性を解析し臨床応用の可能性について報告する。肺癌患者または健常人の末梢血単核球(PBMC)を合成ペプチドで刺激しIL-7存在下に培養を行った。さらに毎週ペプチドで刺激した放射線照射PBMCとIL-7、IL-2存在下に共培養しCTLを誘導した。4回の刺激で得られたCTLを用いて、そのMUC-1特異性を細胞傷害試験で解析した。解析結果は、CTLはMUC-1に特異的な細胞傷害を示した。すなわち、MLC、T47DのMUC-1高発現株に対して、... | {
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したがってすでにNK活性高値である症例にATK活性の上昇は得られず、本方法の臨床への応用は困難であると考えられた。そこ腫瘍特異的キラーT細胞を誘導する為に腫瘍抗原に着目した。MHC非拘束性で肺腺癌で90%発現しているMUC-1をはじめMUC-4、MHC拘束性であるMAGE-3の抗原エピトープのペプチドを合成し末梢血リンパ球をパルスし、現在腫瘍特異的キラーT細胞を誘導している。これらの腫瘍抗原を発現している腫瘍に対してそので細胞障害活性を測定するとともに、細胞障害に関与するサイトカイン・細胞表面分子あるいはシグナルパスウェイを調べる予定である。 | {
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天然に微量にしか存在しない「希少糖」の生産に関与する単糖異性化酵素について、X線結晶解析により基質複合体構造の決定、触媒反応機構の解明に関する研究を行った。L-リボースとL-リブロース間の異性化反応を触媒する、希少糖生産酵素Acinetobacter sp.由来L-リボースイソメラーゼ(L-RI)、Cellulomonas parahominis由来L-RIの構造を決定し、それぞれの野生型および変異酵素における複数の基質複合体構造から、L-RIの糖環開環機構を含めた触媒反応機構を提唱し、L-RIのホモ四量体構造は酵素の分子構造の安定性に関与し、酵素活性には不可欠であることを明らかにした。本研究は、天然に微量にしか存在しない「希少糖」... | {
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RIの構造を決定し、それぞれの野生型および変異酵素における複数の基質複合体構造から、L-RIの糖環開環機構を含めた触媒反応機構を提唱し、L-RIのホモ四量体構造は酵素の分子構造の安定性に関与し、酵素活性には不可欠であることを明らかにした。国際宇宙ステーション(ISS)を利用したJAXA宇宙実験の結晶化実験については、反応中間体における水素原子の電子密度が得られる超高分解能のデータ収集には至っていないが、微小重力空間で成長した希少糖生産酵素Pseudomonas cichorii由来D-タガトース3-エピメラーゼ(D-TE)の変異酵素の結晶を用いて希少糖誘導体であるデオキシ希少糖、1-デオキシL-タガトースとの複合体構造を得ることがで... | {
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都市圏構造の変化については藤井、豊田、谷が、2006年9月の日本都市社会学会大会シンポジウム「都市社会の構造と変動-三大都市圏の社会・空間構造の再編-」の話題提供者として、藤井が「大都市圏における構造変化研究の動向と課題」、豊田が「社会階層分極化と都市の空間構造」、谷が「人口移動と通勤流動から見た大都市圏の変化」の各報告を行い、この科研の成果を含め学際的な議論を展開した。海外の都市圏については、藤井・山下・伊藤は、2005年8月の国際地理学会都市地理部会,「明日の都市をモニタリングする」において、合衆国アトランタにおける郊外都心形成やエッジレス化といった最近の分散的な郊外化動向の下でも、コンパクトシティ政策のすすめられるオーストラリ... | {
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E813に於てはK^-を水素標的に導き、生成されたΞ^-粒子を隣接する重水素標的中で止め、Ξd→Hn反応によって反跳を受ける中性子の運動量を測定してHの生成を確認することが目的とされ、又E836に於ては^3He標的を用いてK^-He→dn K^+反応の反跳K^+のスペクトルから同じくHの生成を確認することが目的とされる。しかしながら米国に於ける国家予算削減の影響を受けて陽子加速期間がきわめて少くなったため、本計画の期間中には1991年46月にE813のデ-タ取得が行われるのがやっとであった。本計画の発足と同時に検出器のデザイン、高エネルギ-物理学研究所に於けるテスト実験等が開始された。ブルックヘヴンのビ-ムラインは1990年夏には完... | {
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1.研究目的と経過(1)目的=日本側派遣日本語教師の中国における教育実践と生活状況を、(1)日本語教師、(2)日本語教師受け入れ大学、(3)日本語を学ぶ学生の3者に対するアンケート調査によって明らかにし、今後の日中教育交流のための基礎資料を得ること。(2)経過=(1)日本語教師に対するアンケート調査は、「交付申請書」の研究実施計画に従って進められ、基本的な集計・分析を終了。(2)日本語教師受け入れ大学および(3)日本語を学ぶ学生に対するアンケート調査は、中国側協力者である中国国家外国専家局の手続きミスで実施が大幅に遅れ、平成5年12月に調査票送付、現在回収中。2.調査結果の概要(1)日本語教師に対するアンケート調査(送付数45、回収... | {
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有効な深部加温が可能な癌温熱治療用加温装置の開発を目指して研究を行った。リエントラント型空洞共振器を加温用アプリケータとして用いる独特の加温システムについて検討した。1.FD-TD法による理論解析を行い、本アプリケータのエネルギ分布の計算が行えるようになった。その結果、被加温体の導電率及び誘電率によって、加温特性が変化する事が判明した。2.直径190cm、高さ145cmの空胴共振器アプリケータを中心として、直径、高さ、リエントラントの大きさ等を変えて加温特性を推定したが、エネルギ分布が余り変化しないという結論がでた。3.前記理論結果に基づきリエントラント型空洞共振器を設計、作成し、その加温特性を測定検討した。4.加温に必要な大電力発... | {
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8.今後の工学的課題としては、操作の完全自動化を行い使用しやすくすると共に、計算機によるシミュレーションで、加温パターンが事前に予測出来る様にする事である。有効な深部加温が可能な癌温熱治療用加温装置の開発を目指して研究を行った。リエントラント型空洞共振器を加温用アプリケータとして用いる独特の加温システムについて検討した。1.FD-TD法による理論解析を行い、本アプリケータのエネルギ分布の計算が行えるようになった。その結果、被加温体の導電率及び誘電率によって、加温特性が変化する事が判明した。2.直径190cm、高さ145cmの空胴共振器アプリケータを中心として、直径、高さ、リエントラントの大きさ等を変えて加温特性を推定したが、エネルギ... | {
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カルシウム(Ca)の摂取不足がメタボリックシンドロームの一因と考えられている。ラットにおいて、低Ca食にすると11β-hydroxysteroid dehydrogenase-1が上昇してグルココルチコイドを活性化し、インスリン抵抗性を示すことを明らかにした。また子宮内環境が胎児のエピジェネティクスに影響することが知られている。母獣のCa欠乏は胎児にエピジェネティクス変化を与え、仔が将来メタボリックシンドローム発症の一因になることを報告した。胎児期に設定されたプログラムにミスマッチした母獣に授乳保育されることが、さらにメタボリックシンドローム発症の一因になることを明らかにした。【目的】「母獣のCa欠乏は胎児にエピジェネティクス変化を... | {
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2)生後200日における4群の血圧、心拍数、血糖に有意差はなかったが、雌雄ともDCの体重は有意に重かった。3)低Ca母獣からの仔(DDとDC)は雄のみ、血清インスリンが高値で、HOMA-IRは有意に高かった。4)雄DDは11β-HSD1のmRNA発現は低かった。【結論】低Ca母獣からの雄仔は、インスリン抵抗性を獲得している。また生んだ母獣と異なるCa栄養状態の里親に授乳保育された仔は、出生と授乳が同じCa栄養状態の母獣に養育された仔に比べて、11β-HSD1の発現が亢進した。以上より、母獣のCa欠乏は胎児にエピジェネティクス変化を与え、胎児期に設定されたプログラムにミスマッチした母獣に授乳保育されることは、成獣の段階でメタボリックシ... | {
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大規模なバイオアッセイを可能とする方法として、基板上にパターニングした電極に電圧を印可することによって、液滴にとじこめた試料を搬送する液体誘電泳動法に着目している。絶縁破壊することなく導電性試料(バイオ試料)を搬送するためには、印可電圧を抑える必要がある。また、非導電性溶液を搬送する場合には、280Vppの高い電圧を用いていたが、ジュール熱が発生してバイオ試料にダメージを与える可能性があった。そのため、デバイス作製プロセスを工夫して電極のサイズを小さくし、電極表面にコーティングする最適な誘電層を検討することで液体の接触角を下げ,液体駆動に必要な電圧を小さくする試みを行った。デバイスは、シリコンウエハ上にアルミニウムの電極をパターニン... | {
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開口部を有する人工リーフ施工事例より、沖側で局所洗掘現象が発生する。ここは、強い戻り流れによる定常流成分と入射波による波動成分の2つが合成された場所であり、局所洗掘による溝造物の沈下等による効果の低下が懸念される為、適切な開口部の幅の設定が必要である。本研究は、人工リーフ群設置後の開口部周辺の地形変化量を予測して適切な開口幅と端部処理を提案する事を目的とし、以下の6項目についてまとめた。1)現地の地形変化と波浪諸元の特性の調査、2)拡張型の強非線形Boussinesq方程式を用いた水位と底面流速の時系列変化の算出、3)開口部幅と底面流速の関係、4)開口部幅と端部処理の決定、5)底面流速を定常流と波動成分に分離してせん断力評価モデルの... | {
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1)現地の地形変化および波浪諸元の特性の調査、2)拡張型の強非線形Boussinesq方程式を用いた開口部周辺の水位と底面流速の時系列変化の算出、3)開口部幅と底面流速(最大および平均流速)の関係、4)底面流速を定常流と波動成分に分離してそれぞれのせん断力評価モデルの提案、5)現地の再現性の検討、6)開口部幅と端部処理の決定、の6項目である。平成15年度は1-5)について検討した。1)は太平洋側海岸から1箇所、日本海側から2箇所を選び、設置前後に実施された深浅測量図と波浪データを用いて、侵食域の発生位置と大きさ等と観測期間中の波向の出現状況との相関を調べた。2)は水位と底面流速に関する水理模型実験による数値計算の再現性の検証を行った... | {
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(1)銀河団の観測的研究X線天文衛星「あすか」とXMM-Newtonで観測された300個に及ぶ銀河団の画像スペクトル解析を行い、銀河団の構造と進化について大きな知見が得られた。2つのエネルギー帯域の強度比及び鉄輝線と連続成分の強度比の画像をもとに、X線スペクトル解析によってプラズマ温度及び重元素組成比の分布を求めた。その結果、Mpcの広がりで高温領域の存在する場合は併合合体により、数100kpcの低温領域の存在する銀河団は銀河群規模の落ち込みにより形成されることが明らかとなった。また、重元素組成比とプラズマ温度の分布が必ずしも一致しないという新たな問題が提起された。(2)硬X線望遠鏡の開発Pt/C多層膜スーパーミラーの量産体制を確立... | {
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鉄輝線のKαとKβの強度比及び表面輝度分布をもとに共鳴散乱による光学的深さを産出し、宇宙の大きさ・年令を決めるハッブル定数を決定することを試みているがまだ結論が出ていない。X線望遠鏡の開発には大きな進展がみられた。超精密非球面加工法によって製作された回転放物面・双曲面のウオルターI型金属鏡では結像性能10秒角以下の値が得られた。円筒内面スパッタリング装置を用いて、Pt/C多層膜スーパーミラーを製作し、特性X線により反射率の測定をしたところ、目標とする性能が達成されていることが明らかになった。1998年度の気球実験を目指して、硬X線望遠鏡の設計を進めている。今年度購入を予定したX線分光器、X線CCDカメラ、X線ビームエキスパンダーは納... | {
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規制緩和時代において、多用な品質の電力を柔軟に輸送するために、電力ネットワークの複雑な管理と運転の検討を進めてきた。IPP参入について、生態系を模擬した電力産業の動態モデルを検討した。(豊田)自然エネルギーで発電した品質の劣る電力の輸送について、太陽光発電とSMESを直流で連係するシステムを例にあげ、最適運用と周波数変動抑制をシミュレーションと模擬実験により分析した。(大澤)規制緩和後の定態安定度オンライン監視のために,系統の固有値を階層分散的に評価する手法を開発し,パワエレ機器が導入された将来系統においても開発手法が有効であることを確認した。(横山)開放型電力ネットワークにおけるパケット電力制御のための、電力貯蔵装置の自律的充放電... | {
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サイリスタ制御直列コンデンサを部分系統間の連係送電線に接続し、部分系統間を非干渉化する動的制御を行うことによって、ローカルモードの評価とグローバルモードの評価が正しく行えることが分かった。(横山)開放型電力ネットワークにおける自律分散的電力流通を実現する機構の基礎検討を行った。(斎藤)GPS応用による高速等価外部系統のパラメータ同定の研究と発電機のロバスト制御に関して、実用上重要である出力フィードバック形式の手法を研究した。(岩本)半導体制御型移相器と超伝導エネルギー貯蔵を組み合わせた装置を提案し、電力系統の潮流制御機能と系統安定化制御機能について詳細な検討を行い、その有効性を確認した。(三谷)1992-1994年の間、北海道内9地... | {
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本研究では,操作者の筋活動に最も負担が低い手術支援ロボットの構造を設計した.手術支援ロボットは人間の身体とは異なる構造・形態をしているため,「身体性の違い」により,運動軌道が冗長になったり,可動域限界で余計な力が生じたりする.そのような問題を解決するために,仮想環境で再現した手術支援ロボットを動かしている操作者の動作をモーションキャプチャで計測し,筋活動モデルと照合して,どこの筋肉にどの程度負荷がかっているのかを明らかにした.ハプティックな反力を術者に返す手術支援シミュレーションを開発した.シミュレーションは2つのハプティックデバイスを用いて両手で操作し,針を臓器面の特定のポイントに刺入し,そしてまた別のポイントから刺出するタスクを... | {
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(1)レーザーを用いた中性子計測法核励起レーザーの原理を用いた中性子検出法として、当初計画していたのはHe-Neガス系であるが、このガス系については、封入可能Heガス圧が数十Torr程度と低く、^3He(n、p)t反応を用いて核反応により、ポンピングすることは困難であることが判明した。そこで、2年目よりHe-Ne-Arガス系を用いることとした。このガス系については、Heガス圧を3気程度にまで高くすることができるので、中性子による^3He(n、p)t反応を通じたポンピングが容易と考えられたからである。この3成分ガス系については、原子炉による中性子照射実験を「弥生炉」(東大・原子力工学研究施設)と「JRR-4」(日本原子力研究所)にて実... | {
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2成分ガス系(^3He+Ne)は、ガス圧が数十mmHg以下でのみレーザー発振可能のため、中性子による核励起レーザーとして不適格と判断した。そして、3成分ガス系(2成分ガス+水素またはアルゴンガス封入)について、ガス圧力を変えた4種のガスセル(純石英ガラス製)を作成し、東大の原子炉「弥生」による照射を実施した。その結果、(1)3成分ガス系について、熱中性子束を約1.5×10^<-9>n/cm^2・sec照射し、目的とする585.3nmのNeガス3P_1→3S_2遷移の発光を確認した。これは水素ガスやアルゴンガスがNeの2S準位の寿命を短縮していることによるものである。(2)水素ガス系では、585.3nm以外は観察されないが、アルゴンガ... | {
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慢性関節リウマチ(RA)腸骨骨髄での浮遊細胞構成の異常はTリンパ球と骨髄球系細胞とに認められた。RA骨髄中では末梢血に比べて活性型(HLA-DR陽性)T細胞の比率が有意に高くしかも絶対数では健常人の約3倍にのぼった。末梢血ではRAと健常人との間に有意差がないことよりRA骨髄で造られた多数の活性化T細胞は健常人の3倍以上の速さでターンオーバーしていることが示唆され、RAの免疫亢進の重要な機序の一つと考えられた。もう一つの異常は骨髄球系細胞に認められた。特に重症RA患者の腸骨骨髄では骨髄球系細胞の絶対数が明らかに増加していた。悪性腫瘍特異糖鎖膜抗原保有の異常骨髄球系細胞は正常骨髄球系細胞とマクロファージ特異な膜抗原であるCD14を用いる... | {
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最近、我々のグループは異常な骨髄球系細胞の維持、増殖を支持する間葉系細胞の樹立(Sakata et al.in submitting)に成功した。現在、重症RAの発症の最大の鍵である、異常な骨髄球系細胞の発生を支持する間葉系細胞との相互作用をレセプター、接着分子、活性因子などに関わる遺伝子レベルより解明をすすめている。慢性関節リウマチ(RA)腸骨骨髄での浮遊細胞構成の異常はTリンパ球と骨髄球系細胞とに認められた。RA骨髄中では末消血に比べて活性型(HLA-DR陽性)T細胞の比率が有意に高くしかも絶対数では健常人の約3倍にのぼった。末消血ではRAと健常人との間に有意差がないことよりRA骨髄で造られた多数の活性化T細胞は健常人の3倍以上... | {
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メタノール(MeOH),エタノール(EtOG),プロパノール(PrOH),ジメチルスルホキシド(DMSO), N, N-ニジメチルアセトアミド(DMA),炭酸プロピレン(P, C),アセトニトリル(AN)等の有機溶媒および水-有機溶媒混合系中で,次の1.および2.について研究した.1.Ni^<2+>イオンの溶媒和。上記の種々の溶媒中でNi^<2+>の第一位圏における溶媒分子の配列を有機溶媒分子の^<13>CNMR縦緩和時間の測定にり推論し、水との混合溶媒中で、Ni^<2+>の選択的溶媒和を研究した。水-アルコ-ル系では、全溶媒組成範囲にわたって水が、水-DMSO系ではDMSO10025mol%までDMSOが選択的に溶媒和していること... | {
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本年度は、昨年度までのマラルメの散文詩に関する研究を継続しつつ、それをボードレールの散文詩と比較することで、研究領域を19世紀の中盤にまで広げてゆくことに努力した。まず、日本フランス語フランス文学会の学会誌に掲載した論文は、前年度に行った学会発表(「マラルメの『詩』」)をもとに、フランス語で発表した論文である。マラルメの作品に関して、散文詩に限らず考察し、マラルメが「詩」という言葉で指していたものの射程を明らかにした。一般的にマラルメの散文詩とみなされるのは13篇に限られてきたが、そのような規定の根拠は薄弱であること、マラルメが試みた散文での詩作は、むしろロマン主義的な観点、すなわち詩人の使命に関する議論のうちに、その意義が明らかさ... | {
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一般的にマラルメの散文詩とみなされるのは13篇に限られてきたが、そのような規定の根拠は薄弱であること、マラルメが試みた散文での詩作は、むしろロマン主義的な観点、すなわち詩人の使命に関する議論のうちに、その意義が明らかされるべきことを示した。次に、論文「女をさらす-マラルメとボードレール散文詩」では、マラルメの作品とそれに先行するボードレールの作品からそれぞれ二つづつ選び、比較検討することを方法的骨格にしている。ボードレールの創始した近代散文詩を出発点としたマラルメが、次第にその規定から逸脱し、独自の散文を作り出すことで読者との交流を模索する様子を明らかにした。また、日本フランス語フランス文学会秋季大会での発表は、マラルメの散文中、例... | {
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これまでに行ってきたジルコン鉱物の局所Hf同位体分析法の開発に関する研究成果をまとめ,国際学術雑誌『Chemical Geology』にて発表した.さらに,この開発した分析手法をミシシッピー川河口の川砂中のジルコン約400粒に適用することにより,大陸地殻成長において古い大陸地殻の再溶融による若い大陸地殻形成(リワーキング)が非常に重要であることを示した.また,このリワーキングの効果を定量的に補正することにより,ミシシッピー川流域において,初生的な大陸地殻の成長が太古代初期には開始していたこと,そして20億年前から13億年前にかけて急激に進んだことを明らかにした.この大陸地殻成長史に関する研究成果については,国内学会『地球化学会』にて... | {
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糖尿病ハイリスク者の同定及び早期介入に役立つ簡便で精度の高いリスク予測ツールとして、8社の職域健康診断データを統合した大規模データベースにもとづき、3年間における糖尿病発症を予測するリスクスコアを開発し、その妥当性を検証した。侵襲モデル、非侵襲モデルとも良好な予測能を示した。血液を保管している職域集団について、コホート内症例対照研究の手法にて、血中の栄養成分との関連を調べた。脂肪酸組成及びフェリチンが糖尿病リスクに関連していることが明らかになった。本研究の目的は、科学的根拠に基づく糖尿病予防対策の推進に資するため、大規模職域集団において、ハイリスク者の同定及び早期介入に役立つ簡便で精度の高いリスク予測ツールを開発すること、また、糖尿... | {
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糖尿病ハイリスク者の同定及び早期介入に役立つ簡便で精度の高いリスク予測ツールとして、8社の職域健康診断データを統合した大規模データベースにもとづき、3年間における糖尿病発症を予測するリスクスコアを開発し、その妥当性を検証した。侵襲モデル、非侵襲モデルとも良好な予測能を示した。血液を保管している職域集団について、コホート内症例対照研究の手法にて、血中の栄養成分との関連を調べた。脂肪酸組成及びフェリチンが糖尿病リスクに関連していることが明らかになった。血清コホート集団における脂肪酸分析は、平成27年度に延期して実施する。測定施設は当初の予定どおり九州大学農学研究員栄養化学研究室とする。ただし、当初計画では佐藤准教授を研究協力者としていた... | {
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我々はヒト動脈硬化巣のホモジェネートを抗原としてマウス(BALB/c)を感作し、酸化リポタンパク質を認識するモノクロナル抗体産性株FOHla/DLH3株を分離することに成功した。本モノクロナル抗体は、免疫染色によりヒト冠状動脈内膜肥厚部に局在する泡沫細胞を認識することが明らかになった。しかも、本抗体が認識する抗原決定部位は過酸化ホスファチジルコリンとペプチドの複合体の可能性が高い。さらに、合成リン脂質1-palmitoyl-2-linoleoylphosphatidylcholineを酸化しFoHla/DLH3抗体が認識する抗原物質純相、逆相のシリカゲルHPLCにて分離後、質量分析により構造解析を行なった結果、エピトープの一つは9C... | {
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9CHO-PCを標準物質として、DLH3抗体と抗アポB抗体のサンドイッチ法による地中過酸化LDL微量測定法を確立した。その結果、虚欠性心疾患患者血清の過酸化LDL値は正常値より高いとの知見が得られた。これらの事実は、動脈硬化巣に過酸化脂質、具体的には9CHO-PCがペプチドと結合して局在していることをはじめて明らかにしたばかりではなく、本研究により血中過酸化脂質の定量化に成功し、過酸化脂質から見た新しい診断薬の開発が期待される。 | {
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日本に存在する未成年のためのすべての更生保護施設をそれぞれ複数回にわたったて訪問し、施設長をはじめとする職員への聞き取り調査を行い、アメリカ合衆国の施設について調べるとともに、スウェーデンにおけるわが国の更生保護施設に該当する施設を訪問し、関係職員へのインタビューを行った。その過程で発見されたのは、わが国において少年犯罪が社会的注目を集めている現状から考えるとまったく予期に反することであるが、過剰収容といっても過言ではない少年院とは対照的に、更生保護施設は収容少年の不足に悩まされている実情であった。特に女子少年の施設では深刻である。これらのなかには、近年において経営の観点が重視され定員の充足が課題となるなかで、成人が収容されるように... | {
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少年のための更生保護施設が少年と成人との混合施設となるのかあるいは設立の趣旨が尊重されるのか、現在大きな岐路に立たされていることが詳らかになった。非行少年の処遇においてしばしば福祉的アプローチとして注目されてきたスウェーデンにおいて、わが国の少年のための更生保護施設に該当する施設は、男女の混合施設でより開放性が高いことが異なる。移民の子女が多いのも特徴の一つであり、国際化の進むわが国でも将来対応を迫られる問題となる可能性がある。ただし、スウェーデンにおいては矯正施設との連携はかならずしも良好とはいえず、夜間、休日の体勢は脆弱といわざるをえない面を持っている。少年のための更生保護施設が有効に活用され、成果を生み出していくためには、プロ... | {
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マンガン団塊の形成メカニズムを探るため、北太平洋の海底堆積物中の微小な団塊(マイクロマンガンノジュール、径: <1 mm)に注目した。内部構造観察の結果、マイクロマンガンノジュールの内部には低密度の核が存在し、そこから外側に向かって同心円状に鉄・マンガン酸化物層が成長していた。また元素分析の結果、このマイクロマンガンノジュールはマンガン濃度が相対的に高く、やや還元的な環境で形成されたことが示唆された。マンガン団塊は水深1000 m以深の海底に普遍的に存在する化学堆積岩である。成長速度が100万年に数mmと非常に遅いことから、非常に長い期間の海洋の環境変動を記録しており、古環境指標として注目されている。ただし通常の大きな団塊(径: >... | {
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本研究では、微細試料から生じる荷電粒子励起発光(IL)の高分解能な分光分析法の実現を目的として、イオン誘起発光顕微分光(ILUMIS)分析システムを開発した。本分析システムをマイクロPIXE分析装置と併用することで、大気中に置かれたエアロゾル試料の化学組成と元素組成の同時分析を可能とした。次いで、大気中から捕集されたエアロゾル実試料の分析に本分析システムを応用した。粒子表面に存在する微量な有機・無機化合物に対応するILの分光スペクトルとイメージが得られた。本研究開発により、目的とするエアロゾル個別粒子の化学組成の詳細分析が、大気取出しプロトンマイクロビームをプローブとして可能となった。大気中微粒子(エアロゾル)表面の化合物分布の可視... | {
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本年度は、計画通り主要な装置の開発までを達成することができた。次年度は、本装置で得られたデータを利用して、信号処理に必要なソフトウェアの開発を進める予定である。他方で、金沢大学や産業技術総合研究所など国内の環境科学分野の研究者とも、本研究で得られた実験結果について議論することができた。特に、一部の大気中微粒子試料から得られた微生物痕跡に特有の発光は、エアロゾル表面の有機物固着を示すことが確かであれば、エアロゾル研究において非常に大きな意義を持つ。金沢大学の研究者とこの点についてより議論を深め、データを検証してゆくことで、実際のバイオエアロゾルの挙動解明に本手法がどの程度有効であるかを実証する。本年度予算の繰り越しが生じたのは、物品費... | {
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1.地球からの近赤外太陽反射光を宇宙から観測し、大気中の気体量を遠隔測定する問題において、偏光を利用して浮遊粒子による散乱光の影響を除去するいくつかの方法を開発し。近赤外1.6μの太陽反射光を0.2cm^<-1>程度の高分解FTS(フーリエ変換型分光器)で偏光2成分について観測すること想定し、偏光を利用する場合、利用しない場合についてリトリーバルのシミュレーションを行い、前者はCO_2の遠隔測定誤差が0.5%程度減少することなどが示された。2.衛星搭載FTSによる観測においては、同じ場所を観測するため走査鏡が一定方向を見るように制御するが、これがわずかに震動し、視野内輝度が測定中変動する。この影響を実際の衛星観測画像センサによる実デ... | {
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この影響を実際の地球表面に衛星搭載画像センサ(ASTAR)による地表反射率の実観測データを使ってシミュレーションし、CO_2測定に大きな誤差を生ずる場所が全球に渡って多く分布していることを明らかにした。2.これを補正するため、マイクロ波など低周波の領域に現われる偽のスペクトルを使って、元の観測データを補正する方法を開発した。これによって、誤差が大幅に縮小されることがシミュレーションで示された。3.地球の公転や自転運動、衛星の運航、大気の風などによって引き起こされるドップラー変位が高分解スペクトルに及ぼす影響を調べた。また、数秒間の観測時間中の光路差やドップラー変位の変化率についても調べた。4.地上に設置した高分解フーリエ変換型分光器... | {
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銀河団の進化の解明を目指して、「すざく」衛星の広帯域X線分光データの解析を行った。複数の銀河団において、天体同士の衝突合体に伴って作られた超高温のガスの存在を確認した。一方、高エネルギー粒子からの非熱的硬X線放射は検出されず、従来よりも厳密な制限を得ることに成功した。さらに、準静水圧平衡の条件のもとで放射冷却下にある銀河団ガスの密度分布を計算し、観測との比較を示した。銀河団の進化の解明を目指して、「すざく」衛星の広帯域X線分光データの解析を行った。複数の銀河団において、天体同士の衝突合体に伴って作られた超高温のガスの存在を確認した。一方、高エネルギー粒子からの非熱的硬X線放射は検出されず、従来よりも厳密な制限を得ることに成功した。さ... | {
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この超高温ガス・非熱的ガス探査の結果について、国際会議で招待講演を行った。次に、最大離角をもつ多重クエーサーSDSSJ1029について、Chandra衛星のX線データから重力レンズ銀河団の性質を調べた。ガス分布は不規則でかつ温度が高いことから衝突銀河団であると考えられる一方、銀河団中心領域では静水圧平衡を仮定した銀河団質量はレンズ質量と一致することがわかった。これらの結果について査読つき論文を出版した。加えて、銀河団に含まれるガスの密度分布に注目した研究も行った。銀河団は形成から十分時間が経過すると、ガスは重力ポテンシャルに緩和し、中心では放射冷却によって温度が下がるためクールコアを形成する。従来の理論では冷却が加速的に進むため宇宙... | {
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M&Aの財務リスクをコントロールするためにはM&Aを成功に導いていく必要があり、そのためには組織を統合するプロセスに慎重な対応が求められることを過去のケースに基づき明らかにした。また金融機関はよく知られているように、ソルベンシー規制、バーゼル規制などの国際的に準拠しなければならない基準値がある。こうした基準値が企業経営の意思決定にも少なからず影響をもたらしていると考えられる。例えば、国内における損害保険会社、銀行において一時期合併が相次いだのは、資本規制に対応する意味合いもあったと推察される。この研究の成果としては、金融規制の基準値(資本規制)の水準が、金融機関が受け入れ可能な形で設定されていることが多く、その水準について明確な説明... | {
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鶏T蛋白質の部分アミノ酸配列に対応する3種類の合成オリゴヌクレオチドをプロ-ブとして、鶏肝cDNAλgt11ライブラリ-をスクリ-ニングし、全プロ-ブに陽性の7つのクロ-ンを得た。いずれもT蛋白質のクロ-ンで、最長のインサ-トを持つクロ-ン(CT5C)はT蛋白質のC末側214残基をコ-ドする領域と、3'非翻訳領域、poly(A^+)鎖を含んでいた。全長のクロ-ンを得るため、T蛋白質のN末端付近のアミノ酸配列に対応する合成オリゴヌクレオチドをプロ-ブとした同じライブラリ-の再スクリ-ニング及びCT5CcDNAをプロ-ブとした別の鶏肝cDNAλgt11ライブラリ-のスクリ-ニングを行ったが、後者でより短い多数のクロ-ンが得られたのみで、... | {
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レーザを用いたリモートセンシング技術であるライダー技術を用いて、より広範囲にわたり多種多様な気象データを高精度で観測するためには、目に優しい高出力レーザ発振技術、多波長化技術、高度な波長制御技術が必要とされる。本研究では、目に優しく高出力な2ミクロン帯中赤外マルチパルスレーザの発振波長を、高精度かつ長期的に制御する技術を確立して、マルチ気象データ(風、水蒸気、温度、大気微量成分等)を広範囲で観測可能な、パワフルなリモートセンシング技術の実現を目指す。レーザを用いたリモートセンシング技術であるライダー技術を用いて、より広範囲にわたり多種多様な気象データを高精度で観測するためには、目に優しい高出力レーザ発振技術、多波長化技術、高度な波長... | {
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写真に写っている物体を分かりやすい表現で説明することを目指したアプリケーションとして,本研究では物体認識技術を応用した絵描き歌自動生成システムの技術開発に取り組んでいる.未知の物体を言語で表現するとき,人はよりイメージしやすい物体を用いて「○○のような」「××を△△に乗せたような」といった比喩的表現を生成する.これを機械が実現するためには,物体の外観特徴を抽象的にとらえた上で他の物体との類似性を上位レベルで評価する必要があり,人工知能の本質的な課題といえる.物体を絵描き歌のような抽象化された表現で表すとき,あるまとまりを持ったパーツの集合体として物体を領域分割する必要がある.そこで今年度は,昨年度に引き続き深層学習を用いて画像を教師... | {
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これを機械が実現するためには,物体の外観特徴を抽象的にとらえた上で他の物体との類似性を上位レベルで評価する必要があり,人工知能の本質的な課題といえる.物体を絵描き歌のような抽象化された表現で表すとき,あるまとまりを持ったパーツの集合体として物体を領域分割する必要がある.そこで,今年度は,深層学習を用いて画像をセグメンテーションする手法を開発した.深層学習を用いた画像セグメンテーションの研究例は多く存在するが,そのほとんどが教師あり学習である.深層ニューラルネットワークの教師あり学習を行うためには膨大な学習データが必要であり,人手のアノテーションコストが大きい.また,学習データに存在するカテゴリの物体以外はセグメンテーションができない... | {
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本研究では、ナノメートルサイズのシグマ共役系化合物であるシリコンクラスターおよび次元構造の制御されたポリシランのサイズに依存した量子物性を明らかにするために研究を行った。特に、原子数が制御された高分子やオリゴマーであるポリシラン、オリゴシランさらにはシリコン微粒子を作成しその光学応答を研究した。シリコン骨格構造が、結晶とアモルファスの2種類の試料を用いて、光学特性が構造によりどのように変化するか研究した。サイト選択励起分光で得られたスペクトルの微細構造は、シリコンクラスターや微粒子の内部構造のフォノン特性を反映した発光スペクトルになった。シリコン系ナノ構造の可視発光特性は、内部構造の結晶性に非常に敏感であった。可視発光の起源が、キャ... | {
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本研究では、先ず近年環境汚染が懸念されはじめた医薬品の日本の河川における汚染実態を調査し、生活雑排水や簡易浄化槽処理水が流入する二級河川で一級河川より高濃度で検出されることを明らかとした。さらに、医薬品は環境中での動態が調査されておらず、環境中における代謝分解などの受けやすさ、代謝分解物の毒性変動などは不明である。本研究では、化学物質の分解代謝にかかわる環境因子として紫外線による医薬品分解とその生物毒性変動を調査し、毒性が発現する医薬品があることを明らかにした。本研究では、先ず近年環境汚染が懸念されはじめた医薬品の日本の河川における汚染実態を調査し、生活雑排水や簡易浄化槽処理水が流入する二級河川で一級河川より高濃度で検出されることを... | {
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主原料として、産業副産物となる土壌(沖縄赤土や浚渫土)、高炉スラグ(CaO含有)を用い、それにセッコウ、生石灰、硫酸アルミニウムなどの試薬を添加。遊星型ボールミルで乾式混合粉砕(メカノケミカル処理)を行い、成形・加水養生して固化体を作製する。主に固化体中のエトリンガイト生成に注目し、固化体の強度(圧縮強度)やアルカリ溶出に及ぼす粉砕効果について検討する。さらに、原料にカドミウムや鉛試薬を微量添加し、重金属イオン溶出制御に及ぼす粉砕効果について検討した。(浚渫土の場合)1)原料の粉砕処理(メカノケミカル処理)は固化体の強度発現に有効である。2)原料の仮焼を行ってみたが、固化体強度は改善されない。よって、原料は仮焼せずに、メカノケミカル... | {
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さらに、原料にカドミウムや鉛試薬を微量添加し、重金属イオン溶出制御に及ぼす粉砕効果について検討した。(浚渫土の場合)1)原料の粉砕処理(メカノケミカル処理)は固化体の強度発現に有効である。2)原料の仮焼を行ってみたが、固化体強度は改善されない。よって、原料は仮焼せずに、メカノケミカル処理を利用し、高強度な固化体を得ることが重要と言える。(沖縄赤土の場合)1)硫酸アルミニウムの配合量を変化させることで、固化体のアルカリ溶出量(pH)を変えることができる。2)重金属のカドミウムの溶出制御効果については、高アルカリ性下ではエトリンガイトの生成も多く、固化体強度が上昇しカドミウムの溶出は抑えられた。一方、低アルカリ性下(中性)ではカドミウム... | {
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カンキツ自家不和合性遺伝子の単利を目的として蕾の発育段階の違いでサブトラクションを行い、花柱特異性によりcitT209を単利した。機能推定の結果、citT209はCu/Zn SODであると推定された。一方、カンキツの蕾にCuSO4処理することによって自家不和合性が打破される可能性を示した。更に、CuSO4により抗酸化酵素であるCu/Zn SOD遺伝子の発現量が高まることが明らかとなり、更に活性酸素が花粉の発芽および花粉管伸長を抑制することも明らかとなった。蕾へのCuSO4処理により、Cu/Zn SOD遺伝子の発現量が増大し、活性酸素の除去によって不和合性の打破効果が得られるものと推察された。本研究の最終目標は、カンキツ類の自家不和合... | {
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これまでに抗菌性に関与する遺伝子やエネルギー生産、代謝に関わる遺伝子が多く単離され、生殖に関与する最も保護すべき器官であるとともに急激な成長を示す器官の特徴であることがうかがえた。現在、得られた候補遺伝子について、組織特異性などの自家不和合性遺伝子の特徴や、既知の自家不和合性遺伝子型との対応などの実験も開始しており、遺伝子の単離を実現する足がかりを得た段階にある。カンキツの蕾の発育に伴って発現量が増大する遺伝子ライブラリーを作成し、222個の発現量が高まるクローンを得ることができた。また、データベース検索および組織特異性調査のための発現解析によって、1つの花柱特異的発現遺伝子を得ることができた。この遺伝子産物の機能は、Cu/Znスー... | {
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きのこから放出される揮発性物質が植物病害抵抗性の誘導活性を示すかについてこれまで全く明らかにされていない。そのため、本研究では多種多様なきのこ由来揮発性物質の中から植物病害抵抗性誘導活性を示す物質を明らかにすることを目的に行った。昨年度、9属37種50菌株のきのこ菌株を液体培地で培養し、培地中に放出される揮発性物質を2種類の組み換えタバコ植物(抵抗性遺伝子PR1aおよびPI-IIプロモーターとGUSレポーター遺伝子との融合遺伝子をそれぞれ導入したタバコ植物)に処理することにより評価した。その結果、PR1a導入タバコに対して誘導活性を示したきのこ抽出液は4種類、PI-II導入タバコに対して誘導活性を示したきのこ抽出液は3種類であった。... | {
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病菌(Botrytis cinerea)を接種し発病抑制効果を調べた結果,無処理区と比較して発病抑制は認められなかった.そのため,本物質は植物病害抵抗性誘導活性を持っていないことが明らかとなった.さらに,シイタケおよびブナシメジの廃菌床から放出される揮発性物質処理によってキャベツに抵抗性誘導活性が認められ,この研究成果の一部を日本きのこ学会誌に論文発表した.平成29年9月より産休および育休から復職したため,平成29年度の計画を7カ月で実施した.おおむね計画通りに実施することができ,さらに平成30年度の計画の一部も実施することができた.当初はきのこ揮発性物質20種を目標にしていたが,大幅に上回る50種のきのこ揮発性物質より抵抗性誘導活... | {
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日本の独占禁止法には優越的地位の濫用の条項があるが、これまでフランチャイズ・システムにおける紛争では必ずしも十分に使われてこなかった。そのため、日本より頻繁にフランチャイズ・システムが利用されていて、且つ、同紛争に関して日本より積極的に優越的地位の濫用の条項が利用されている韓国独禁法との比較研究によって、同条項の適用の拡大とその限界を明確にし、日本におけるフランチャイズ・システムのもとでの本部と加盟者間の紛争をより迅速且つ合理的に解決するための法的枠組みを模索・提案することを目的とする。これにより、実際は力の差がある本部と加盟者間の実情に沿った、合理的な紛争解決が可能となる。日本の独占禁止法には優越的地位の濫用の条項があるが、これま... | {
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海棲適応を果たした有羊膜類の中でもコブラ科のヘビは,陸棲種と陸に上がる両棲ウミヘビと陸に上がらない完全な海棲ウミヘビの三様な生態が近縁種である唯一の特徴を持ち,海棲適応の研究のモデルとして近年注目を集めている。採用者らのこれまでの研究で視覚に関わるオプシン遺伝子のアミノ酸配列を三様の生態間で比較し,両棲ウミヘビのLWS遺伝子と海棲ウミヘビのRH1遺伝子が陸棲種に比べて異なる視覚の適応をしていることを予測した。本研究ではこれらのオプシンからなるウミヘビの視覚が見る光の測定と生息域の光環境の計測を行い,ウミヘビ類の視覚における海棲適応の解明を目的としている。視覚の機能を調べるためウミヘビの視物質を再構成し,吸収波長の測定を行った。RH1... | {
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担癌生体側の検討のうち、特に、その内分泌環境からの抗癌剤効果の検討をすすめ、癌化学療法の大成を招来するため、斉藤は、固形がん患者の【PGE_2】産生能がIL-1産生能など免疫応答関与物質と関連していることを明らかにし、これらからみたglucocorticoidの化学療法への関与を検討し、上條は、抗癌剤の短期、長期投与の視床下部下垂体機能異常及び甲状腺機能に与える影響を検討し、殊にTRH-OGTTによる癌患者でGHの上昇反応(奇異反応)は、腫瘍に関連する特異のものであることを明らかにした。涌井は、特に、MTX及びVCRとプロゲステロンの併用効果は相乗的で、著しい抗腫瘍効果を得た。長瀬は、正常ラット及びstrainの異るラット、癌におい... | {
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本研究は、遺伝病を数多く診る各臨床領域とのコンソーシアム形成により組織的に単一疾患遺伝子家系を集積し、連鎖解析法で原因遺伝子の局在を明らかにし、次い疾患遺伝子の単離・同定を行うことを目的とした。研究期間内に以下の計14種の未知遺伝病(遺伝形質を含む)家系の連鎖解析、および8種の遺伝病(遺伝形質)の原因遺伝子の変異を同定した。(1)色素性網膜炎:日本人3家系とタイ2家系の連鎖解析で疾患座をマップ後、変異解析によりRPGRおよびNDPの変異を同定した。(2)Engelmann病:連鎖解析および変異解析で、TGFB1座と一致しない2家系の臨床的解析から、新規の疾患(2型Engelmann病)であることを報告した。(3)家族性低音障害型難聴... | {
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(13-14)家族性下顎前突症と家族性眼瞼下垂症では遺伝的異質性が明らかで、連鎖解析でも疾患座は未確定である。その他、(15)発作性運動誘発性コレオアテトーシス:16番染色体着糸点付近の候補遺伝子113個の変異解析を行ったが、変異は未同定である。(16)Sotos症候群:NSD1について、患者の新生変異の親起源を追及した結果、大多数が父の精子形成期に発生したことが分かった。平成13年度は、我が国で発見された2種の未知遺伝病(遺伝形質)の連鎖解析と、3種の遺伝病の原因遺伝子の位置的候補遺伝子探索を行った。(1)低音障害型難聴:長崎県離島1地域に見られる難聴の1家系(31名の構成員中、罹患者16名)について、マイクロサテライトマーカーパ... | {
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本研究の目的は2型糖尿病モデルであるOLETFラットで同定された高血糖、及び脂肪蓄積に関わる遺伝子座の詳細な解析を行い、原因遺伝子の同定と量的形質に関わる分子メカニズムを解明することであった。本研究で明らかになった知見は以下の通りである。1)コンジェニック系統のcharacterizationQTL解析によって同定した14個の高血糖遺伝子座についてコンジェニックラットを作成した。そのほとんどはmildな高血糖を示し、QTL解析の結果を裏付けた。2)ファインマッピングNidd2/of遺伝子座を導入したコンジェニックに戻し交配を行い、導入遺伝領域が短くなった1連のサブコンジェニック系統群(10系統)を作成した。その結果、Nidd2/of... | {
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その結果、Nidd2/of遺伝子座には少なくとも二つの高血糖遺伝子座があり、それらはそれぞれ約5cMの領域に存在することが推定された。また、脂肪蓄積遺伝子座は約10cMの領域へファインマップされた。3)遺伝子間相互作用(epistasis)の検証QTL解析から予想されたepistasisをダブルコンジェニック系統で検証した。Nidd1/ofとNidd2/of遺伝子座は血糖値上昇に相乗効果を示すことが判明した。4)肥満と高血糖遺伝子座の関係について2型糖尿病を理解する上で、肥満により応答性の高い遺伝子座を同定、解析を行うことはより重要と考えられる。コンジェニック系統にレプチン受容体欠損を導入し、肥満との相互作用を検証した。その結果、N... | {
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私は、目的として(1)浸潤癌でのIGBP1高発現機序の解明、(2)IGBP1の核内移行の機序解明を挙げて研究を行った。(1)については、先行研究としてmicroRNAがIGBP1の発現幾序に関与しているとする報告があったため、ヒト肺切徐術材料を用いたmicroRNAアレイ解析を行った。具体的には、微小浸潤癌1例と小型浸潤癌2例に対してmicroRNAアレイ解析を行った。小型浸潤癌に共通して上昇が認められたものとしてはmiR-4301が、逆に低下していたものとしてはmiR-30b, miR30d, miR675, miR-659があきらかになった。Targetscanデーターベースを用いて検索した結果、IGBP1と関連したmicroR... | {
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自己の内面とインタラクティブに対峙する「デッサンツール」を「作品生成装置」として作成した。ツールの機能的特徴は、デザインパターンを高速・大量に半自動生成するところにある。ユーザは自分の指定した基準で生成されるパターンを繰り返し見ることで「表現と評価の作業」を容易に体験することが出来る。従って、その応用分野は大きく分けて二つあり、一つはデザイナや画家の発想と描画という作業を効率化させるドローイングツールの分野であり、もう一つはデザインの初学者に絵画的センスを身に付けさせるソフト面の分野である。「デッサンツール」には現代の美術作家や歴史上の巨匠といわれる画家などの作風から抽出したマクロプログラムが実装されており、ユーザ(人)はいつでも利... | {
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従って、その応用分野は大きく分けて二つあり、一つはデザイナや画家の発想と描画という作業を効率化させるドローイングツールの分野であり、もう一つはデザインの初学者に絵画的センスを身に付けさせるソフト面の分野である。「デッサンツール」には現代の美術作家や歴史上の巨匠といわれる画家などの作風から抽出したマクロプログラムが実装されており、ユーザ(人)はいつでも利用することが出来る。この機能の有効性を検証する応用として作品「ArtGenome」におけるヴィジュアルイメージを実際に制作し、アートギャラリーや環境芸術学会作品展「環境芸術の現在2004(武蔵野美術大学)」においてインスタレーションを行った。これらの発表によって、画家などの作風を数値化... | {
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われわれの研究において、Clynes(1977)の情動理論に基づくsentogram(手指によって装置に与えられる圧力の変化曲線)が喜びや悲しみなどの基本感情によって異なるパタ-ンを示すことが確認された。また、表情が示す感情のsentogramとそれを認知した被験者のsentogramは対応する傾向があることが示唆された。しかしながら、Clynesの手続きでは、数10回の反復測定や練習の必要性、試行間間隔が感情によって異なるなど問題点も多い。そこで非表情画と表情画を混在させて提示し、より要求特性を減じた状況でのsentogramを検討した。実験Iでは、表情画のもつ感情成分が弁別課題遂行中の被験者のsentographのボタンの押し方... | {
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また,典型的なセントグラムにおいて,怒り,悲しみ,喜びにおける開始点が一致する傾向がみられた.これらの結果を考察すると, Clynesの主張した各感情の内的脈波(inner puls)の仮説を支持することができよう.さらに,圧力最大値における,無感情と二重楕円にみられる有意差は1実験の目的の検討にも示唆を与えるものである.実験には、実験I(昭和62)で使用したものから「輪郭のみ」を除いた6種の線画を用いた。被験者には画面の線画を見ているときの自分の気持ちを、sentographで表出するように教示した。線画は、各3回ずつ計18回提示した。その他の手続きは実験Iと同じである。課題終了後に、生起した感情の強度と表出の満足度について自己評... | {
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Nodal関連因子は、前駆体タンパク質からpro-regionが切断され、mature regionがダイマーを形成して活性化する。タンパク切断を受けないように認識配列を改変したコンストラクトを過剰発現すると、不活性なダイマー形成が促進され、ドミナントネガティブ変異体として機能することが知られている。Xtnr3の切断変異コンストラクトを作製し過剰発現すると、活性が少し弱くなるものの野生型と同様の表現型を示した。Xtnr3の切断変異コンストラクトはドミナントネガティブ変異体として機能していないと考えられる。ドミナントネガティブ変異体の作用機序から考えて、Xtnr3はホモダイマーを形成していないのではないかという仮説を立て、その検証を行... | {
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Subsets and Splits
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